ようこそ、金 幸隆の研究室へ
研究テーマ:
私は地球の大地を構成している地形の形成プロセスに興味をもっています.人類の生活の場でもある地形は、地形を構成している地質、水理、水文、気候などの条件に加えて、地殻活動や気候変動などに応答して作り出されます。したがって私たちの暮らす大地の地形の特徴とその形成プロセスを詳細に分析することによって、人間社会に求められる地殻変動プロセスや気候変動・自然環境変動プロセスを詳細に知ることが可能です。私はとくに日本各地のプレート沈み込み帯や海陸の活断層帯で発生される地震の繰り返し特徴や地震発生に至る歪蓄積過程を明らかにするため、海岸や内陸において地形学的・地質学的手法の確立に関する基礎研究を行っています。地球上には,まだまだ知られていない自然環境が沢山ありますので,地形や地質,生態系など自然全般に興味をもつ人は研究室まで是非いらしてください.
2016年4月1日~ 大阪市立大学 理学部 地球学科 特任講師
2016年7月20日~ 神奈川県 客員研究員
略歴
2004年1月31日 京都大学博士(理学)
2004年2月1日~京都大学大学院理学研究科 地球惑星科学専攻 研修員
2005年3月31日(活断層の長期的挙動の類型化研究)
2005年4月1日~東京大学地震研究所 特別研究員
2005年11月30日(新潟県中越地震の地震断層調査)
2005年12月1日~東京大学地震研究所 産学官連携研究員
2006年3月31日(文部科学省:大都市大震災軽減化特別プロジェクト)
2006年4月1日~東京大学地震研究所 特別研究員
2006年10月31日(三浦半島の津波堆積物調査)
2006年11月1日~東京大学地震研究所 産学官連携研究員・特任研究員
2012年3月31日(文部科学省:糸魚川―静岡構造線重点的調査観測,首都直下地震防災・減災特別プロジェクト)
2012年4月1日~東京大学地震研究所 特別研究員
2012年6月30日(活断層と古地震の研究)
2012年7月1日~神奈川県温泉地学研究所 特別研究員(県・安全防災局)
2015年3月31日(県内の津波堆積物の堆積機構と分布,相模湾の海底地形)
2015年4月1日~東京大学空間情報科学センター 客員研究員
継続 (GIS・空中写真等を利用した兵庫県南部地震の被害と断層の関係)
2015年11月1日~神奈川県立生命の星・地球博物館 学芸員(県・教育委員会)
2016年3月31日(博物館業務と相模湾の海底地形研究)
2016年4月1日~大阪市立大学理学部地球科 環境地球学講座 都市地盤構造学研究室 特任講師
教育活動
一般地球学BⅠ・Ⅱ(工学部・生活科学部)
地学実験S(教員養成)
地質調査法Ⅰ
地質調査法Ⅲ
外部委員等
国土交通省 国土地理院 都市圏活断層委員(2000年度,2001年度,2002年度,2005年度)
2005年6月~独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層研究センター 客員研究員(2005年6月~2008年3月)
2011年4月~立川市 市民課 市民交流大学 講師(2011年4月~2012年1月)
2013年1月~神奈川県生命の星地球博物館 友の会 講師
外部資金獲得状況
科研費・若手研究(B):(研究課題番号23701029:代表研究者 金 幸隆),「傾動量の定量化に基づいた2004年新潟県中越地震の震源域・活褶曲運動の解析」,2011年4月~2013年3月
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